予選ポールポジションはマックス・フェルスタッペンで決まり、日本グランプリでワールドチャンピオンが決まるのか?決まらないのか?雨で一波乱有るのじゃないか?
いろいろな思いはありますが、何よりも不安なのは天気。天気予報ではお昼から雨という事だったので「雨雲が遅ければギリギリ何とかなるのでは?」と、淡い期待をしていますがどうなるのでしょうか?
※本記事はレース内容よりも管理人の放浪記になっておりますのでご注意ください。
10月9日 決勝 天候 曇りから雨
起床3時。土曜日に続き「どんだけ楽しみやねん」とツッコミながら出発準備。まだ外は真っ暗ですが雨の気配は無し「お願いだから降らないでくれ〜」と願いながら連日お世話になっている佐々木さんとの待ち合わせ場所へ。今日は四日市まで車で向かいそこから近鉄で白子へ。白子からは鈴鹿サーキットへのシャトルバスで向かいます。四日市ではまだ時間が早いのですが各チームのウェアを着た方がチラホラ。白子のバス乗り場は流石にバス待ちの行列。佐々木さん曰く「まだ時間が早いので少ない少ない」との事。これは多くなると本当に大変だわ。
鈴鹿サーキットに到着。本日はメインゲートから入り、ファンゾーンで到着する各チームスタッフをお出迎え。窓開けて手を振るスタッフや、降りてきてプレゼントを受け取るスタッフ「朝から和むわぁ」と一服して移動開始。西へ向う大行軍と合流して目指すは130R 。まだまだ大丈夫だろうと頭で分かっていても足の速度は上がる。後から思ったのは結構歩いている人が居た割には130Rには人がまばらで、これはやはりスプーンへ向う人がとても多いという事なんでしょうか?
130R最上段に無事到着。時間は午前8時半過ぎと決勝レース開始まで約5時間半と中々ゾッとするお時間。決勝日は勿論F1だけでは無く、他にも名車のデモランやお馴染みポルシェカップが午前中に開催される。さらに本日はF1決勝の前にホンダジェットのデモ飛行が行われる。
午前中は曇っているものの雨が降る事無く無事進行しているが、鈴鹿山脈の方の空にはどんどん雨雲が現れ山の姿が見えなくなってきている。どうも予報通りになりそうだ。
さて正午過ぎ、あのお方が東京より襲来。そして雨のポツポツと降ってき出した。一度降りだすと止まないと思うので、カッパを着用して談笑。途中モデルアートのYouTubeの収録をしながら勝者を予想する。この鈴鹿までの流れで行くならば勿論マックス・フェルスタッペンだろう。しかしそれでは面白く無い。やはりワールドチャンピオンは最終戦で決して欲しい所。個人的にはアルファロメオのバルテリ・ボッタスを応援しているので、雨の大波乱で表彰台に立ってくれればと願う。
ホンダジェットのデモ飛行、国歌斉唱が終わりいよいよF1決勝が始まる。本格的に雨が降る中大きなエンジン音が鳴り響く。各車がデグナーを抜け130Rの反対側を高い水柱を上げなが駆け抜ける。そしてこの時にアロンソとベッテルが接触。さらにスプーン手前でサインツが単独クラッシュ。アルボンもマシントラブルでリタイアした。すぐセーフティーカーが入ったが雨が強くなった事で3周でレッドフラッグとなった。
中断となると気になるのは「再開されるのだろうか?」です。簡単に考えれば雨が上がれば良いだけの事ですが、空を見る限りそれは難しい。どうなるどうなる。雨足はどうにもならない中時間はどんどん過ぎて行く。途中ローリングスタートで再開される可能性があったが、さらに延期になった。この時15時過ぎ。パラパラと再開を諦めた人が帰り始める。スタンド席の人達もスタンド裏に避難する様にになり見渡すと空き始めている。
さらに時間が流れて16時過ぎにレース再開の案内が流れた。「帰らんでよかった」と思いながら「長かったわぁ」と呟いていた。ここで気になったのがレースポイントの問題。今回の様にフル周回数では無い時には周回数によってポイントが変わる。詳しい事は専門のサイトにお願いするとして、状況によってはマックスのワールドチャンピオン決定は次戦になるかもしれない。セーフティーカー先導でレース再開。再び水柱が上がる。
残り時間は40分を切りセーフティーカーがピットに入る。雨も若干ましになってきている事もあってか、各チームピットへ入りタイヤを履き替えている。撮影をしていると水柱が次第に少なくなり、マシンの後方から火花が上がり出してきた。何とかこの火柱が上がる瞬間を捉えたいのだけも、中々捉えられない。場所タイミングの難しさもあるけれど、根本的に手がちべたい。撮影に寒さは本当に敵ですわ。それでも何枚かは撮れたので、出来た方ではないでしょうか。
レースは順位を大きく動かしながらも最終的には20秒を超える差をつけてマックス・フェルスタッペンが首位独走となった。写真を撮ってると殆ど順位がわからないのだけど、いつもマックスのマシンが来た後は中々次が来ないのは何故?と思っていたこの差という事だった。ゴールを決めた段階ではマックスのワールドチャンピオンは確定しなかった。ルクレールが2位の為に次戦に持ち越された。
さてレースが終わったら早々に撤収。西コースは凄い勢いで人が流れ出している。全ての人とは言わないがある程度の人は白子へ向うだろうから、一刻も早くバス乗り場に向かわなくてはならない。荷物を持って最終ヘアピン付近を歩いている時丁度表彰式の最中だった。遠いので雰囲気だけだったけども少しでも見れて満足満足。そのままメインゲートを出て歩いているとグッズショップがあるのですが、あらかた完売になってる。
シャトルバス乗り場に到着してしばらくすると、マックスのワールドチャンピオンが決まったとの事。これはルクレールのショートカットが5秒のペナルティとなり順位が動いた為だった。鈴鹿での順位確定というのは中々物語を盛り上げるねぇと思う。後は、マックスとペレスでのワールドワンツーでの順位を狙えるかどうかですね。
シャトルバスに乗り白子、そして近鉄で四日市へ。人は多いが早めに出た事もありまだ混雑もましだった。その後四日市でトンテキとビールで打ち上げ。これが美味しくて体に染みるんですわぁ。その後関東へ帰られる皆さんを見送って徒歩JR四日市駅へ。さてさて鈍行列車の旅ふたたびです。行きよりも楽なのは電車が空いてるので座れる事。途中うつらうつら「ハッと」目を覚ますもまだ着かず(笑)遠いなぁ。
無事23時過ぎに帰宅。雨で大変だったけど3年ぶりのF1はやはり楽しかった。
3日間で撮影した写真を少しこちらで公開してます。 Libre – F1 JAPANESE GRAND PRIX